山田温泉少年スキークラブ
斜陽と言われるスキー業界ですがジュニアレーシングのキャンプは花盛り。今では雪無し県から全国大会で活躍する選手も数多くなりました。一方、昔からスキー選手を輩出してきた地方のスポーツ少年団は少子化の影響もあってすっかり縮小気味。でもまだまだ雪国のジュニアも頑張っています。今回はそんな雪国のスキークラブの子ども達を紹介してみたいと思います。各地の子ども達はシーズンオフもいろんな活動をしています。お互いの様子を知って切磋琢磨しましょう。
ホームゲレンデはヤマボクワイルドスノーパーク。かつての山田牧場スキー場が生まれ変わったバックカントリーの聖地だ。子どもの時はポールだけでなくいろいろな斜面や雪質を滑る必要があると欧米のコーチ達は口を揃えて言いますが、ここヤマボクにはそんな条件が揃っている。子ども達にとって山全体が遊び場でありトレーニング場といった感じ。
山田温泉少年スキークラブはこのスキー場のスクール「ヤマボク スノーアカデミー(旧名称 南志賀スキー学校)」によって運営されている。
この冬、ひょんな事から菅平で彼らと一緒に滑る機会を得ました。第一印象「アットホームな雰囲気」、家族ぐるみで仲がいい。通常、親御さんは送迎専門だがこのクラブでは親も参加する一泊の合宿がおこなれる。当然親たちにとっては夜の親睦会がメインイベントとなるらしい。こんな家族的なクラブだから小学生のうちはクラブ内で用具もお下がりが回るようになっているという。その他シーズンオフもマラソン大会やゲレンデのゴミ拾いなど活発に活動している。またこのクラブでは高山村だけでなく、須坂など近隣の町からも広くクラブ員を迎え入れている。うらやましいクラブですがその裏には情熱を持った指導者やクラブ全体の事を考える保護者が必ずいるものです。詳しくはホームページを見て下さい。
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